篠﨑 淳
SHINOZAKI ATSUSHI
全国入試模試センター 情報処理担当
“3つの保証”で信頼を得る
わたしの
仕事ONE DAY
模試の成績表や資料冊子を作成しています。
成績表には様々な情報が載っています。例えば、A判定などの合格ラインは、昨年の合格者の成績傾向や得点状況、志望指数など、様々なデータから多角的に考察し設定を行います。
大学の学部・学科、配点、受験科目などに変更があれば、新しい情報を入手し成績表に反映させます。成績表に表示されている数値に誤りはないか、最終的に全て確認し正しい成績表を返却しています。
私たちは、「品質保証・納期保証・セキュリティ保証」を掲げ業務に励んでいます。私は入職してからの2年間は学生指導担当として、学生との距離が一番近い立場にいました。
この成績表が受験生を一喜一憂させ、更には将来を左右させるものであるということを強く認識しています。全国数十万人の受験生の指針を作ることは責任があり、大きなやりがいがあります。
決して表に立つ仕事ではありませんが、“3つの保証”を約束することで、受験生だけでなく学生指導担当や営業担当など駿河台学園で働く職員からの信頼も感じています。
課題を乗り越え、確かな商品を開発します
仕事
エピソードEPISODE
駿台では模試のシステムをリニューアルし、模試の申込みから返却までを新システムで行うことになりました。
その中で私が担当したのは、成績表のWEB返却と新しい個人成績表の作成です。WEB返却は、インターネットを使った新しい返却方法で、従来の郵送よりもおよそ1週間早く返却できる仕組みを作りました。
これにより、特に遠方の受験生に早く結果をお伝えできるようになり、模試の早期復習が可能となりました。
新しい個人成績表は、学生指導担当や営業担当の意見を取り入れ、従来よりも表示項目を多くし、復習すべき分野をわかりやすく改善しました。
現在は、2020年度から移行するいわゆる「新テスト」に向け、模試で対応させるべく研究と開発を進めています。
乗り越えなければならない課題は多くありますが、全国の受験生や保護者、先生方が安心して入試本番を迎えられるよう、精度の高い確かな商品を開発します。
「誰かの役に立てる仕事」です
就活生への
メッセージMESSAGE
私は「誰かの役に立てる仕事」という観点で就職活動を行っていました。学園の教育理念である「愛情教育」に共感したことも入職の決め手になりました。
大学に合格して巣立っていく学生や生徒を見て、嬉しさと同時に寂しさも感じますが、駿台での日々はその人にとってかけがえのない学生生活であったことは間違いありません。
皆さんも就職活動をしていく中で、壁にぶつかることがあるでしょう。そんな時は、苦楽を共に分かち合った友人に話してみてはいかがでしょうか。きっと元気や勇気を多く与えてくれるはずです。
駿河台学園は100周年を迎えました。中には親子三代で駿台に通ったという人もいるほど、長い歴史があります。
みなさんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
受験生の指針を作る、
責任と信頼