生谷 有珠

IKUTANI ARISU

国際教育センター RETURNEE CLUB担当

国際教育センター RETURNEE CLUB担当

帰国生クラスの担任として、多岐にわたる進学指導

わたしの仕事

ONE DAY

帰国生のクラスで、大学受験に向けた生徒指導を担当しています。

クラス担任として、文系の2クラスを受け持ち、志望校合格はもちろん、大学に入ってからも役立つ知識を身につけさせることを目標として、指導に当たっています。

帰国生の大学入試は、海外の学校での成績や、TOEFLなどの外部試験の他に志望理由書や面接を通じて人柄の評価を行ったりと、筆記試験以外の要素も重要視されています。そのため、クラス担任の業務は、志望校の決定から、志望理由書の添削、模擬面接による指導まで多岐にわたります。

また、年に数回、海外での講演会を行っています。海外在住の生徒や保護者の方々へ、帰国生入試全般の情報や、海外で準備していただきたいこと、入試の傾向と対策などをお伝えしています。

ある1日のスケジュール

  • 出勤。登校する生徒を出迎えます。

  • 模擬面接を実施し、生徒にアドバイスをします。

  • 生徒の志望理由書を添削し、出願準備をサポートします。

  • 入試情報を集め、データベースを作成し、メールマガジンを送ります。

  • 明日の業務の準備をし、退勤します。

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生徒の夢や志望が見えた時、やりがいを感じます

仕事エピソード

EPISODE

生谷 有珠 エピソード

帰国生クラスの生徒たちは多様性と柔軟性を持ち合わせています。彼らの個性や海外経験を活かしながら、魅力を引き出す指導を心掛けています。

志望理由書の添削や模擬面接では、文学・法学・経済学・心理学など、専門を問わず様々な分野の知見が必要となります。その点では、私自身が学生時代に勉強した知識を十分に活かすことができました。面談を通して、生徒の夢や志望が定まったときや、合格の知らせを聞いたときは、大きなやりがいを感じます。

海外での講演会では、上司の講演を参考にしながら話す内容を工夫して臨みました。講演後のアンケートでお褒めの言葉をいただいたときはとても嬉しく感じ、自信にも繋がりました。また、講演会の準備を進める過程で、理解が不十分だった点が明らかになり、勉強する良い機会になりました。

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今の精一杯の自分を評価してもらう

みなさんへのメッセージ

MESSAGE

生谷 有珠 メッセージ

私は教育に関われることと、自身の能力を発揮できること、という観点で就職活動をしていました。

大学で英文法を学ぶ中で教育に対する興味が芽生え、大学院では英語教育について研究しました。

公教育に加えて、民間教育機関が支える受験勉強が全体の学力向上に繋がっている点が、日本の教育の良いところだと感じています。

私はよく生徒たちに、「決まったところ、選んでくれたところが自分にとって一番良いところだよ」という話をします。

就職活動においても、無理に背伸びをすることなく、今の精一杯の自分を評価してもらえるところでは、結果として得るものが多いですし、長く勤められると思います。

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