2010年度センター試験志願者数553,368人
志願者数増加
2011年度の大学入試センター試験(以下、センター試験)の確定志願者数は558,984人で、前年度より5,616人(+1.0%)増加しました。受験人口の減少により、センター試験の志願者数は2004年度からは3年連続減少しましたが、その後は約55万人前後の志願者数となっており、2009年度以降のここ3年間はわずかですが連続で増加しています。
なお、駿台予備学校では2011年度の大学・短大志願者数を74.3万人(前年度74.5万人)と推定しており、少子化が進行しているなかで、受験人口の減少率は低い年度にあたりましたが、それでも約2,000人弱の減少が見込まれていました。それにもかかわらず、センター試験の志願者が増加した要因には、厳しい経済環境や大学卒業生の就職状況を背景とした国公立大志向、高校卒業生の就職難から大学への進学率のアップ、ここ数年目立ってきている大学入学者の再受験の増加などにあると思われます。
なお、駿台予備学校では2011年度の大学・短大志願者数を74.3万人(前年度74.5万人)と推定しており、少子化が進行しているなかで、受験人口の減少率は低い年度にあたりましたが、それでも約2,000人弱の減少が見込まれていました。それにもかかわらず、センター試験の志願者が増加した要因には、厳しい経済環境や大学卒業生の就職状況を背景とした国公立大志向、高校卒業生の就職難から大学への進学率のアップ、ここ数年目立ってきている大学入学者の再受験の増加などにあると思われます。
現役生増加、既卒生も増加
現役・既卒別に志願状況を見てみましょう。現役志願者数は前年度の増加数にはおよばないものの、2011年度も2,273人(+0.5%)増加しました。現役志願率(高等学校等卒業見込者に対する志願者の割合)は、センター試験がはじまった1990年度にはわずか15.0%でしたが、2011年度には41.5%まで上昇しました。一方、既卒生をみますと2004年度以降は減少が続いていましたが、大学入学後や卒業後にさらにランクアップを目指して再度大学受験にチャレンジする、いわゆる「再受験生」の増加などの影響により、ここ数年は11万人台の志願者数で推移しており、2011年度は3,558人(+3.3%)の増加となり、志願者全体に占める割合も0.4ポイントアップしました。逆に、現役生の志望者全体に占める割合は0.4ポイントダウンしました。
次に女子志願者数ですが、前年度に比べ3,159人増加し、女子占有率は42.6%(+0.1%)とわずかですがアップしました。また受験教科数に注目してみますと、2教科以下の志願者数は、2006年度以降は減少していましたが、前年度にわずかながら増加し、2011年度も137人(+1.5%)の増加となりました。
次に女子志願者数ですが、前年度に比べ3,159人増加し、女子占有率は42.6%(+0.1%)とわずかですがアップしました。また受験教科数に注目してみますと、2教科以下の志願者数は、2006年度以降は減少していましたが、前年度にわずかながら増加し、2011年度も137人(+1.5%)の増加となりました。
追・再試受験許可者数
2010年度センター試験は新型インフルエンザ対策の特例措置として、追・再試験の実施日程が例年の本試験1週間後から2週間後へと後倒しとなり、また実施会場も各都道府県に1箇所と拡大され、受験許可者は過去最高の972人となりました。2011年度は、例年と同様に本試験から1週間後に実施され、試験会場も東京(東京海洋大)と関西(京都大)の2箇所に戻りました。なお、2011年度の受験許可者は425人(2日間234人、第1日目のみ114人、第2日目のみ77人)と前年度の半数以下となりました。
都道府県別志願状況
都道府県別の志願状況は、増加が最も多かったのが東京都で、1,997人の増加でした。次いで愛知県が874人の増加、大阪府が751人の増加、福岡県が680人の増加となっています。一方、最も減少したのは静岡県で467人の減少となりました。このほか200人以上減少したのは奈良県、茨城県、福島県となっています。
都道府県別の現役志願率を見ますと、最も高いのは、2004年以降ずっとトップの座を守ってきている富山県(52.5%)で、次いで広島県(51.5%)、愛知県(51.0%)となっています。これに対して、現役志願率が最も低いのは沖縄県(25.9%)で、次いで大阪府(31.8%)、福島県(32.2%)、北海道(32.9%)と続いています。大阪府は東京都に次いで高校の新規卒業者数が多いですが、東京都の現役志願率が50.9%と愛知県に次いで高いのとは対照的に低くなっています。
都道府県別の現役志願率を見ますと、最も高いのは、2004年以降ずっとトップの座を守ってきている富山県(52.5%)で、次いで広島県(51.5%)、愛知県(51.0%)となっています。これに対して、現役志願率が最も低いのは沖縄県(25.9%)で、次いで大阪府(31.8%)、福島県(32.2%)、北海道(32.9%)と続いています。大阪府は東京都に次いで高校の新規卒業者数が多いですが、東京都の現役志願率が50.9%と愛知県に次いで高いのとは対照的に低くなっています。

1)出願資格別志願状況
区分 |
志願者数 |
比率 |
増減 |
|||
2011年度 |
2010年度 |
2011年度 |
2010年度 |
人数 |
比率 |
|
高校卒業見込者 |
442,421 |
440,148 |
79.1% |
79.5% |
+2,273 |
+0.5% |
高校卒業者 |
110,211 |
106,653 |
19.7% |
19.3% |
+3,558 |
+3.3% |
認定試験合格者等 |
5,665 |
5,873 |
1.0% |
1.1% |
-208 |
-3.5% |
その他 |
687 |
694 |
0.1% |
0.1% |
-7 |
-1.0% |
合計 |
558,984 |
553,368 |
100.0% |
100.0% |
+5,616 |
+1.0% |
2)男女別志願状況
区分 | 志願者数 | 比率 | 増減 | ||||
2011年度 | 2010年度 | 2011年度 | 2010年度 | 人数 | 比率 | ||
男 | 全体 | 320,716 | 318,259 | 57.4% | 57.5% | +2,457 | +0.8% |
2教科以下 | 4,487 | 4,358 | 32.9% | 32.6% | +129 | +3.0% | |
女 | 全体 | 238,268 | 235,109 | 42.6% | 42.5% | +3,159 | +1.3% |
2教科以下 | 9,158 | 9,021 | 67.1% | 67.4% | +137 | +1.5% | |
合計 | 全体 | 558,984 | 553,368 | 100.0% | 100.0% | +5,616 | +1.0% |
2教科以下 | 13,645 | 13,379 | 100.0% | 100.0% | +266 | +2.0% | |

