2010年度センター試験志願者数553,368人
志願者数増加
2010年度の大学入試センター試験(以下、センター試験)の確定志願者数は553,368人で、前年度より9,387人(+1.7%)増加した。受験人口は1992年をピークに減少しており、センター試験志願者数も2004年度からは3年連続減少したが、2006年度以降は約55万人前後とほぼ安定した志願者数となっている。
なお、駿台予備学校では2010年度の大学・短大志願者数は73.4万人(前年度73.6万人)と推定しており、少子化が進行しているなかで、受験人口の減少率は低い年度に当たるが、それでも約2,000人弱の減少が見込まれている。それにもかかわらず、センター試験の志願者が増加した要因は、国公立大学志向の一層の高まりや、ここ数年目立ってきた既卒生の再受験の増加などの影響にあると思われる。
なお、駿台予備学校では2010年度の大学・短大志願者数は73.4万人(前年度73.6万人)と推定しており、少子化が進行しているなかで、受験人口の減少率は低い年度に当たるが、それでも約2,000人弱の減少が見込まれている。それにもかかわらず、センター試験の志願者が増加した要因は、国公立大学志向の一層の高まりや、ここ数年目立ってきた既卒生の再受験の増加などの影響にあると思われる。
現役生増加、既卒生もわずかながら増加
現役・既卒別に志願状況を見てみよう。現役志願者数は前年度の増加に引続き、2010年度も8,885人(+2.1%)増加した。現役志願率(高等学校等卒業見込者に対する志願者の割合)は、センター試験がはじまった1990年度にはわずか15.0%だったものが、2010年度には41.0%まで上昇している。一方、既卒生をみると2004年度以降は減少が続いていたが、いわゆる大学入学後や卒業後にさらにランクアップを目指して再度大学受験にチャレンジする「再受験生」の増加などの影響により、統計上の既卒受験生数を3万人も上回る11万人強の志願者数となり、わずか520人だが増加となった。
次に女子志願者数だが、前年度に比べ4,821人増加し、女子占有率は42.5%(+0.2%)とわずかだがアップした。また受験教科数に注目すると、2教科以下の志願者数は、2006年度以降は減少していたが、2010年度は37人(+0.3%)とわずかながら増加した。
次に女子志願者数だが、前年度に比べ4,821人増加し、女子占有率は42.5%(+0.2%)とわずかだがアップした。また受験教科数に注目すると、2教科以下の志願者数は、2006年度以降は減少していたが、2010年度は37人(+0.3%)とわずかながら増加した。
特例措置
2010年度センター試験は新型インフルエンザ対策として、追試験の実施日程が例年の本試験1週間後から2週間後の1月30日・31日へと後倒しとなり、また実施会場も東京と関西の全国2会場から各都道府県に1ヶ所以上と拡大されることとなった。ところで、実際の追試験受験許可者は972人と、これまでインフルエンザ流行により最も多かった1995年度の934人を上回り、過去最高となった。しかし大学入試センターでは最大5万人規模の追試験実施も想定していたことを考えるとその影響は小さかったといえる。
都道府県別志願状況
都道府県別の志願状況は、前年度は約半数の都道府県の増加にとどまっていたが、2010年度は4分の3以上の都道府県で増加した。最も増加したのは、前年度に引続き東京で、1,409人の増加となった。次いで神奈川が1,166人の増加となっている。
一方、最も減少したのは京都で201人の減少となった。このほか100人以上減少したのは滋賀、和歌山である。
都道府県別の現役志願率を見ると、最も高いのは、2004年以来TOPの座を守ってきた富山(51.4%)で、次いで愛知(50.4%)、広島(49.9%)となっており、順位は前年度と変わっていない。これに対して、現役志願率が最も低いのは沖縄(23.9%)で、次いで大阪(31.7%)、北海道(32.0%)、福島(32.1%)と続いている。大阪は東京に次いで新規高校卒業者数が多いが、東京の現役志願率が49.0%と広島に次いで高いのとは対照的となっている。
一方、最も減少したのは京都で201人の減少となった。このほか100人以上減少したのは滋賀、和歌山である。
都道府県別の現役志願率を見ると、最も高いのは、2004年以来TOPの座を守ってきた富山(51.4%)で、次いで愛知(50.4%)、広島(49.9%)となっており、順位は前年度と変わっていない。これに対して、現役志願率が最も低いのは沖縄(23.9%)で、次いで大阪(31.7%)、北海道(32.0%)、福島(32.1%)と続いている。大阪は東京に次いで新規高校卒業者数が多いが、東京の現役志願率が49.0%と広島に次いで高いのとは対照的となっている。

1)出願資格別志願状況
区分 |
志願者数 |
比率 |
増減 |
|||
2010年度 |
2009年度 |
2010年度 |
2009年度 |
人数 |
率 |
|
高校卒業見込者 |
440,148 |
431,263 |
79.5% |
79.3% |
+8,885 |
+2.1% |
高校卒業者 |
106,653 |
106,133 |
19.3% |
19.5% |
+520 |
+0.5% |
認定試験合格者等 |
5,873 |
5,925 |
1.1% |
1.1% |
-52 |
-0.9% |
その他 |
694 |
660 |
0.1% |
0.1% |
+34 |
+5.2% |
合計 |
553,368 |
543,981 |
100.0% |
100.0% |
+9,387 |
+1.7% |
2)男女別志願状況
区分 | 志願者数 | 比率 | 増減 | ||||
2010年度 | 2009年度 | 2010年度 | 2009年度 | 人数 | (ポイント) | ||
男 | 全体 | 318,259 | 313,693 | 57.5% | 57.7% | +4,565 | +1.5 |
2教科以下 | 4,358 | 4,334 | 32.6% | 32.5% | +24 | +0.6 | |
女 | 全体 | 235,109 | 230,288 | 42.5% | 42.3% | +4,821 | +2.1 |
2教科以下 | 9,021 | 9,008 | 67.4% | 67.5% | +13 | +0.1 | |
合計 | 全体 | 553,368 | 543,981 | 100.0% | 100.0% | +9,386 | +1.7 |
2教科以下 | 13,379 | 13,342 | 100.0% | 100.0% | +37 | +0.3 | |

