
文部科学省より2010年度開設予定の公立大・私立大・短大が発表された。
公立大は1校、私立大は6校、短大は新設なし
今回、発表されたのは3月末までに申請された公立大・私立大・短大の大学設置に関するもので、今年の10月末に答申・認可となる予定である。
今年度公立大の申請は、新見公立大のみ。新見公立短大を廃し4年制大として新たに設置申請がなされた。私立大の申請数は6校、短大は申請がなかった。6校のうち4校が短大の廃止または定員減によるものである。
なお高知工科大は2009年4月に私立大から公立大学法人となり、前期・後期の分離分割日程で入試が行なわれる。
|2010年度開設予定大学認可申請一覧[PDF:113KB]|
設置認可制度について
2007年4月の大学の設置等の認可の申請及び届出に係る手続等に関する規則の改正によって、大学・学部・学科設置に係る申請・届出時期の変更の改正が2008年3月に施行された。これにより設置審査期間の短縮化と、審査の過程で問題がない場合は約3ヵ月で早期認可する特例も設けられた。また、既存の大学が新しい学部を設置する場合には、当該大学が授与する学位の種類および分野の変更を伴わないものなどの一定の条件を満たせば、認可を要せず、届出による設置が可能となった。
大学、短大の設置は3月末までに申請、10月末に認可されるようになり、入学希望者が新設大学の情報に接する期間を広げるとともに、認可前の募集活動に係る指導を徹底するため、大学等の設置認可の申請期限及び認可時期がそれぞれ1カ月早められた。
学部、学科の設置については、5月末の申請(公立大は届出)10月末の認可であるが、そのうち、大学が授与する学位の種類及び分野の変更を伴わないで、かつ収容定員の総数の増加を伴わないものの場合は、届出だけでよいこととなっている(12月末までに適宜申請)。
学校単位の収容定員増については、3月末または6月末までに申請し、6月末または8月末の認可(公立大は届出)となる。
ここ数年私立大の学部・学科名称の変更は、頻繁に行なわれるようになった。設置認可、届出について簡単にまとめたので参考にしてほしい。
設置認可・届出事項について
【1】公・私立大、短大の設置
○3月末申請 → 10月認可
【2】公・私立大の学部設置、学科設置、公・私立短大の学科設置
◇申請・認可を要するもの
○5月末申請 → 10月答申・認可
◇届出だけでよいもの
○公立の学部、学科設置
○公立・私立で、当該大学が授与する学位の種類及び分野の変更を伴わない、かつ収容定員の総数の増加を伴わない場合(12月末までに適宜届出)