2008年度センター試験志願者数543,385人
志願者数微増
2009年度の大学入試センター試験(以下、センター試験)の確定志願者数は543,981人で、前年度より596人(+0.1%)増加した。受験人口は1992年度をピークに減少し続けていることは周知の通りだが、センター試験出願者数はそれにもかかわらず、2000年度から2003年度まで増加し続けた。2004年度からは減少に転じたが、2007年度にはわずかながら増加したものの2008年度は再び減少したが、2009年度は再びわずかながら増加に転じた。
なお、2009年度の大学・短大志願者数は駿台予備学校では72.7万人(前年度74.3万人)と推定している。つまり、受験人口自体は2009年度は、2008年度の減少幅約2.7万人よりも小さいものの、約1.6万人の減少と見ており、センター試験の志願者がわずかながら増加した要因には、現役志願率のアップがあると思われる。
なお、2009年度の大学・短大志願者数は駿台予備学校では72.7万人(前年度74.3万人)と推定している。つまり、受験人口自体は2009年度は、2008年度の減少幅約2.7万人よりも小さいものの、約1.6万人の減少と見ており、センター試験の志願者がわずかながら増加した要因には、現役志願率のアップがあると思われる。
現役生増加、既卒生は減少
現役・既卒別に志願状況を見てみよう。現役志願者数は前年度減少したものの、2009年度は3,250人(0.8%)増加した。現役志願率は、センター試験が始まった1990年度には15.0%だったが、その後は志願者数と同様に増加率は陰りを見せていた。しかしながら、ここ3年間は毎年アップしており、2007年度が37.8%、2008年度39.3%、2009年度40.4%となった。
既卒生の志願者数は2,533人(2.3%)減少した。全志願者に占める現役・既卒別の割合は現役生79.3%(前年度78.8%)、既卒生19.5%(同20.0%)となり、現役生の割合がさらに大きくなった。
女子志願者数は、前年度に比べ2,552人増加し、女子占有率は42.3%(同41.9%)と前年度よりもわずかながらアップした。2004年度から短大のセンター試験利用が可能となったことで、2教科以下の志願者数はしばらく増加傾向にあったが、2006年度から減少に転じ、2009年度も192人(1.4%)減少した。
既卒生の志願者数は2,533人(2.3%)減少した。全志願者に占める現役・既卒別の割合は現役生79.3%(前年度78.8%)、既卒生19.5%(同20.0%)となり、現役生の割合がさらに大きくなった。
女子志願者数は、前年度に比べ2,552人増加し、女子占有率は42.3%(同41.9%)と前年度よりもわずかながらアップした。2004年度から短大のセンター試験利用が可能となったことで、2教科以下の志願者数はしばらく増加傾向にあったが、2006年度から減少に転じ、2009年度も192人(1.4%)減少した。

都道府県別志願状況
都道府県別の志願状況をみると、前年度増加したのは1都1道4県のみであったが、2009年度は約半数で増加した。2009年度に最も増加したのは東京で、前年度よりも819人の増加となった。次いで愛知、山梨が300人以上の増加となっている。
一方、最も減少したのは広島で342人の減少となった。200人以上減少したのは青森、岐阜、沖縄となった。
都道府県別の現役志願率を見ると、最も高いのは、2004年度以降TOPの座を守ってきた富山(51.3%)で、次いで愛知(49.7%)、広島(49.5%)となっており、広島は大幅に志願者数が減少したため、愛知との順位が逆転した。それに対して、現役志願率が最も低いのは沖縄(23.2%)で、北海道(31.3%)、福島(31.7%)と続き、福島と北海道の順位が逆転した。
2009年度は受験人口が減少しているにもかかわらずセンター試験志願者数は増加し、現役志願率・女子占有率も前年度よりも上昇している。まさにセンター試験は国公私立を問わず、大学入試の必須試験であるという認識が全国に浸透・定着しているといえる。今後は受験人口の減少とともに志願者数が減少することがあっても、受験生にとってその重要度が低くなることはありえないといえる。
一方、最も減少したのは広島で342人の減少となった。200人以上減少したのは青森、岐阜、沖縄となった。
都道府県別の現役志願率を見ると、最も高いのは、2004年度以降TOPの座を守ってきた富山(51.3%)で、次いで愛知(49.7%)、広島(49.5%)となっており、広島は大幅に志願者数が減少したため、愛知との順位が逆転した。それに対して、現役志願率が最も低いのは沖縄(23.2%)で、北海道(31.3%)、福島(31.7%)と続き、福島と北海道の順位が逆転した。
2009年度は受験人口が減少しているにもかかわらずセンター試験志願者数は増加し、現役志願率・女子占有率も前年度よりも上昇している。まさにセンター試験は国公私立を問わず、大学入試の必須試験であるという認識が全国に浸透・定着しているといえる。今後は受験人口の減少とともに志願者数が減少することがあっても、受験生にとってその重要度が低くなることはありえないといえる。
表1)出願資格別志願状況
区分 |
志願者数 | 比率 | 増減 | |||
2009年度 | 2008年度 | 2009年度 | 2008年度 | 人数 | (ポイント) | |
高校卒業見込者 | 431,263 | 428,013 | 79.3% | 78.8% | +3,250 | +0.8 |
高校卒業者 | 106,133 | 108,666 | 19.5% | 20.0% | -2,533 | -2.3 |
認定試験合格者等 | 5,925 | 6,002 | 1.1% | 1.1% | -77 | -1.3 |
その他 | 660 | 704 | 0.1% | 0.1% | -44 | -6.3 |
合計 | 543,981 | 543,385 | 100.0% | 100.0% | +596 | +0.1 |
表2)男女別志願状況
区分 |
志願者数 |
比率 |
増減 |
||||
2009年度 |
2008年度 |
2009年度 |
2008年度 |
人数 |
(ポイント) |
||
男 |
全体 |
313,693 |
315,649 |
57.7% |
58.1% |
-1,956 |
-0.6 |
2教科以下 |
4,334 |
4,312 |
32.5% |
31.9% |
+22 |
+0.5 |
|
女 |
全体 |
230,288 |
227,736 |
42.3% |
41.9% |
+2,552 |
+1.1 |
2教科以下 |
9,008 |
9,222 |
67.5% |
68.1% |
-214 |
-2.3 |
|
合計 |
全体 |
543,981 |
543,385 |
100.0% |
100.0% |
+594 |
+0.1 |
2教科以下 |
13,342 |
13,534 |
100.0% |
100.0% |
-192 |
-1.4 |
|

