1. 駿台TOP
  2. ページタイトル
page【1】|【2】
2009年度センター利用私立大出揃う
全私立大の8割以上が採用
 文部科学省より、2009年度大学入試センター試験を利用する大学・学部について新たに利用する大学が発表された。それによると、2009年度にセンター試験を利用する私立大の数は484大学1,366学部(昨年度466大学1,316学部)となり、全私立大の82%近くを占めるまでになった。
 今回の発表で、新たにセンター試験を利用する私立大は、旭川大、桐生大、植草学園大、国際武道大、東京女学館大、文化女子大、北陸大、佐久大、修文大、福岡女学院看護大、保健医療経営大の11大学。
 すでに利用している大学で利用学部を増やすものが、東北学院大・経済、秀明大・学校教師、淑徳大・看護、帝京平成大・地域医療、昭和大・医(医)、桐蔭横浜大・スポーツ健康政策、帝京科学大・こども、中部学院大・経営、中部大・現代教育、鈴鹿医療科学大・薬、立命館大・薬、四天王寺大・経営、兵庫大・生涯福祉、くらしき作陽大・こども教育、高知工科大・マネジメントの15大学である。一方で、LEC東京リーガルマインド大は利用を取りやめる。
 2009年度に新たにセンター試験を利用する私立大は、すでに前回(昨年12月)に発表済の旭川大、藤女子大、東京歯科大、日本獣医生命科学大、健康科学大、愛知医科大、東大阪大、関西福祉大、西九州大の9大学と合わせると19大学となった。旭川大は発表済の経済に加え、今回保健福祉と保健看護の2学部が追加された。
 また、一部の学部で既に導入していた大学で他学部でも新たに利用する大学は、前回(昨年12月)発表済みの、早稲田大・社会、青山学院大・総合文化政策・社会情報、明治大・国際日本、同志社大・生命医科・スポーツ健康科、日本大・薬、朝日大・歯、福岡大・医(看護)の7大学を含めると22大学になった。
 2009年度で注目される新規センター利用私立大としては、早稲田大の社会科学部が新たにセンター利用入試を導入することで、教育と理工系3学部を除いた学部でセンター利用入試が実施されることとなり、前期一本化が進む難関国立大からの併願先として人気を集めそうである。
 さらに青山学院大・総合文化政策・社会情報、明治大・国際日本、同志社大・生命医科・スポーツ健康科、立命館大・薬など2008年度新設の学部が、センター方式を2009年度から導入する。
 また、昭和大・医(医)では地域別入学者選抜(募集人員12人)と称して、センター利用入試を導入する。詳細は未定だが、全国6ブロックの各地域ごとに入学者を選抜するという方式である。
 そのほか旭川大・保健福祉、桐生大・医療保健、植草学園大・保健医療、帝京平成大・地域医療、東京歯科大・歯、日本獣医生命科学大・獣医・応用生命科学、健康科学大・健康科学、北陸大・薬、佐久大・看護、愛知医科大・医(医)・看護、鈴鹿医療科学大・薬、立命館大・薬、西九州大・リハビリテーションなど、医・歯・薬・医療系学部が目立つ。いずれも設置大学が多くない系統だけに、センター利用方式で負担が少なく複数の大学が併願できることで、受験生の人気を集めそうである。
164短大がセンター試験利用
 2004年度から、短大でセンター試験を利用できることとなり、2008年度に利用した短大は139短大であった。2009年度に新たにセンター試験を利用する短大は、公立1短大、私立8短大(うち2短大は昨年11月に発表済)となり、センター試験を利用する短大は合計で公立18短大47学科、私立146短大342学科、全合計164短大となった。
新規利用私立大教科・科目
 今回公表された2009年度のセンター新規利用私立大の入試科目では、立命館大・薬が6教科7科目、昭和大・医(医)が5教科7科目、4教科は日本獣医生命科学大・獣医、愛知医科大・医(医)、中部大・現代教育の一部、青山学院大・社会情報の一部、明治大・国際日本、福岡大・医(看護)、福岡女学院大・看護である。それ以外はいずれも3教科以下の入試科目であり、2教科2科目しか課さない大学も多い。また医・薬・医療系学部などでは、個別試験で面接や小論文を課す大学もある。
センター試験方式は一般方式に比べ受験料が安く、受験生の負担も軽いというメリットがある。したがって、併願校を考える上で、うまく利用していくことは必須といえる。利用する私立大が8割を超えている現状の中で、多教科を課したり、個別試験を課したりして、受験生に負荷を与えている大学と、少ない教科・科目で負担を軽くして受験しやすくしている大学との二極化が進んできている状況だ。ほとんどの国公立大学が5(6)教科7科目必須となっていることから、国公立大も含めた併願校を考慮すると、効率のみを考えて、早い段階から受験科目を絞ってしまうことは、受験校選択の幅を自ら狭めることになってしまう。この点には充分に注意してもらいたい。

このページの先頭へ戻る

このウェブサイト上の文章、映像、写真などの著作物の全部、または一部を了承なく複製、使用することを禁じます。
COPYRIGHT © 2010 SUNDAI. All RIGHTS RESERVED.