文科一類 3年(都立八王子東高校出身)太田 久明さん
●東京大学を目指した理由を教えてください。
私は、弁護士になることを目標にしているので、最初に法学部に進むことを決め、その上で、東大の法学部を選びました。優れた人間と競うことによってのみ、力のある法律家になれるという私なりの考えに基づき、全国からトップクラスの学生が集まってくる東大には、充実した勉強に必要な環境が整っていると判断したからです。また、「東大」というブランドも、ほかの大学では決して手に入れることのできない大きな魅力でした。
●在籍する学部の特徴・カリキュラム・研究内容を教えてください。
東大では、1・2年生は全員教養学部に所属して一般教養を学びます。2年生になると徐々に専門科目を学んでいきますが、正式に法学部に所属するのは、3年生に進級するときです。教養学部では、法学だけでなく、数学や哲学など法学とは無関係に見えることも学びます。語学を重点的に学ぶのもこの時期です。法学部では、民法など法律はもちろん、政治学、歴史なども学びます。授業は難解で、内容も豊富なため、自習が不可欠です。
●合格に向けて学習のアドバイスをお願いします。
東大合格には、教科書の範囲を大きく逸脱するような細かい知識は不要ですが、基本事項を深く体系的に理解することが重要です。そのためには、きちんと教科書を読み込み、毎回の授業を大切にしていかなければなりません。さらに、知識の応用には、質、量ともに卓越した問題演習が必要です。確かにこれらはつまらないし大変なことかもしれませんが、基本知識の応用力を試そうとする東大の問題に立ち向かう方法は、他にないでしょう。
●受験生に激励のメッセージをお願いします。
ある音楽家の言葉に、「才能に恵まれた人間は、その才能に、見合う努力をしなければならない。」というものがあります。自分の才能を疑わない人はいないでしょう。でも、だからこそ努力を惜しんではなりません。天才たちは、必ず、人並みにはずれた努力をしています。自分に才能があることを示す唯一の手段が、努力して成果を出すことです。お互いに頑張りましょう。あなたは東大合格を目指して。私は法科大学院合格を目指して。