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教科別・東大対策アドバイス【国語】
過去の出題内容
年度
番号
科目
種別
内容
出典
08
現代文
評論
記述説明(傍線部に即して、本文の内容や理由、
全体の論旨 を把握して説明する)、 漢字書き取り
宇野邦一『反歴史論』
古文
説話
現代語訳・説明問題
『古本説話集』
漢文
随筆
理由説明、現代語訳、書き下し、内容説明
現代文
随筆
記述説明(傍線部に即して、本文の内
容の展開を説明する)
竹内敏晴『思想する「からだ」』
07
現代文
論説
記述説明(傍線部の内容や理由などを、文脈や全
体に即して わかりやすく説明する)、 漢字書き取り
浅沼圭司『読書について』
古文
説話
現代語訳、心情説明、指示語内容の具体化
『続古事談』
漢文
随筆
現代語訳、空欄補充(主語の判定)、内容説明(具
体的に説明 ・執筆意図の説明)
陶宗儀『輟耕録』
現代文
評論
記述説明(傍線部の内容をわかりやすく説明する)
清岡卓行『手の変幻』
06
現代文
論説
記述説明(傍線部の内容説明・理由説明・全体の論
旨に即した 説明)、漢字書き取り
宇都宮輝夫「死と宗教」
古文
物語
現代語訳、心情心理説明
『堤中納言物語』はいずみ
漢文
随筆
現代語訳、内容説明、空欄補充(主語の判定)、
理由説明
彭乗『続墨客揮犀』
現代文
論説
記述説明(傍線部の内容説明・理由説明)
宮澤康人
「学校を糾弾するまえに」
入試対策
〈現代文〉入試対策
高校の国語の授業および自発的読書等を通して、さまざまなものに関心を寄せ、かつみずから主体的に考えることが基盤。それに立脚して文章を論理的に理解する訓練を積むこと。
東大二次の現代文の設問の特徴は、すべてが記述説明であるという点にある。要求されている「説明」とは、文章の論旨・文脈に即した理解を、読み手(採点者)が納得できるように「わかりやすく書く」ことである。また、問題文の内容・設問とも、奇をてらった難解なものではなく、きわめて標準的かつ正統なものばかりだ。
つまり、論理的な文章読解力の養成と、的確な表現力の訓練とを怠りなくやっていれば、充分合格点をとることが可能な問題文であり設問だということである。
〈古文〉入試対策
一言でいうと、論理的読解法を身に付けていれば必ず読める。それに、自分がわかっているということを示せる表現力を磨くことである。
具体的に述べると、付属語に関する知識を確実にし、敬語の有無や基本単語の意味を日常的に考える習慣をつけておけばよいのである。出題される文章も高校の教科書レベルである。普段から、どうしてそのような訳にならなければならないのかと、解釈の必然性を考え、その上で作中人物の心情などを推し量るようにしていくとよかろう。単語は、使用頻度が高く多義語になる単語(とりわけ形容詞や形容動詞)について、文脈上での意味を問うことが多い。その対策は、労を惜しまず辞書を引き、語源や中心義を把握しておくことである。そして、文脈や全体を考慮に入れてそこでの適切な訳を考えるようにする。
現代語訳の問題は、単に「現代語に訳せ」という場合と、「具体的に内容がわかるように、現代語に訳せ」という場合がある。前述のように、ともにまず逐語訳であるが、後者の場合は、①主体客体などの人物関係、②指示語の具体的内容、③省略部分を補うようにしたい。
忘れがちなのは、文学史的考察である。東大の入試問題は出典を明記してくれる。日記・随筆を読む場合は常に作者の存在を頭に入れておかねばならないが、物語などを読む場合はそこに書かれている登場人物だけを考えればよいのである。
つまり、東大の問題は平素の学習が完全であればよいのであって、そのまま学力が点数に反映されるようにできている。そこで、努力しただけ報われるということである。練習問題としては、過去の東大の入試問題をきちんとやっておいたり、駿台受験シリーズの「古文解釈シリーズ」で論理的解釈法を身に付けておいたりするのがよかろう。
〈漢文〉入試対策
1 訓読に慣れて、口語に置き換えなくても文章の意味がわかるようにする。
一つの文章を、意味を考えながら何度も訓読し、口語に置き換えなくても内容が十分理解できるところまで読み込んだら、新たな文章に取り組む。この繰り返しにより、文章の大意を捉えるために必要な読みの速さも自然に身に付く。
2 常に文章全体を念頭に置き、部分にとらわれすぎない読み方をする。
全体の流れを忘れて部分にとらわれていると読み間違うような箇所が設問となる。出題される文章には必ず明確な主題があるのだから、まずその主題を捉え、そこから部分の意味を捉えるような読み方をすべきである。
3 比喩や象徴の解釈に注意する。
比喩や象徴の解釈は、毎年のように出題されている。多くの文章を読み、様々な比喩・象徴表現にふれておくことで、センスを磨いておこう。
4 広く漢語の語法に目を配って、語学的な勉強も怠らないようにする。
漢語の語法・表現方法に広く習熟していれば、文章全体を正確に把握できる上に、つまらぬミスも防ぐことができる。基本的な知識の習得も怠りなく。
5 設問が何を要求しているのかを正しく把握し、要点だけを端的に答える練習をする。
出来るだけ多くの過去問と格闘し、設問に対して正しく答えるトレーニングを積もう。最後に必要なのは、書く練習である。

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