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難関国立10大学志願状況

第一段階不合格者増加
 二段階選抜の第一段階選抜不合格者数は、全体で前年に比べ1,246人の増加となった。設置別の内訳では国立大が7,939人(前年度7,732人)で前年に比べ207人の増加、公立大が1,816人(同777人)で1,039人の増加となった。
 また日程別では、前期日程では3,226人(同3,370人)で前年比144人の減少、中期・後期で6,529人(同5,139人)で前年比+1,390人と大幅に増加した。一般的にセンター試験の平均点がアップすると従来は強気の出願が見られたが、今年度前期はこの動きは少なく、第一段階不合格者は減少した。一方で中期・後期は、前期一本化の流れの中で併願の選択肢が少なくなったことで、集中化が起こり、不合格者は増加している。具体的には東京工業大、福島県立医科大、大阪府立大の不合格者増が目立つ。
 実施大学・学部数は、前期で18大学31学部(同21大学33学部)、中期・後期(東京大後期を除く)で26大学38学部(同23大学33学部)となっており、人数同様に大学学部の数でみても前期は減少、後期は増加した。

※後期日程の不合格者数は文部科学省公表のものに東京<後>の分(前期合格によるものと失格者を除いたもの)を加えたものである。
[二段階選抜実施状況]
  前期 中期・後期 合計
2008年 2007年 増減 2008年 2007年 増減 2008年 2007年 増減
国立 2,829 3,070 -241 5,110 4,662 +448 7,939 7,732 +207
公立 397 300 +97 1,419 477 +942 1,816 777 +1,039
全体 3,226 3,370 -144 6,529 5,139 +1,390 9,755 8,509 +1,246
不合格者数増減の目立つ大学
 前期では、前年同様東京大がトップとなった。後期日程は理三を除く全科類一括募集となり、減少した募集人員が前期にシフトされた。このため前期志願者数が増加したが、募集人員も増えているため、第一段階選抜不合格者数は減少した。次いで不合格者数が多いのは、やはり前年同様、一橋大となっている。また福島県立医科大は、前年は二段階選抜を実施しなかったが、隔年現象により志願者が大幅に増加した今年は二段階選抜不合格者が126人となった。
 不合格者数増加の多い順に挙げると、筑波大(+145人)、福島県立医科大(+126人)、宮崎大(+90人)など、逆に減少の目立つのは、東京大(-112人)の他、金沢大(-109人)、長崎大(-107人)などである。
 中期・後期では1番多い東京大と2番目の一橋大は前年と同順位となっている。東京大は、先ほど述べた変更により大幅な募集人員減となり、第一段階選抜不合格者は548人減少した。その他不合格者の減少が大きいのは、徳島大(-140人)、札幌医科大(-100人)などである。逆に増加の目立つのは、前年二段階選抜を実施しなかった大阪府立大(+737人)、東京工業大(+407名)や、前年不合格者が2名しかいなかった福島県立医科大(+400人)などとなっている。

〔二段階選抜不合格者の多かった大学〕
順位 前期 中期・後期
2008年 2007年 2008年 2007年
1 東京大 1,385 東京大 1,497 東京大 1,387 東京大 1,935
2 一橋大 609 一橋大 580 一橋大 1,015 一橋大 950
3 東京医科歯科大 185 京都大 171 大阪府立大 737 九州大 234
4 筑波大 160 東京医科歯科大 159 山梨大 510 大阪市立大 221
5 福島県立医科大 126 長崎大 141 東京工業大 407 山梨大 183
6 横浜市立大 107 横浜市立大 136 福島県立医科大 402 琉球大 174
7 宮崎大 90 金沢大 109 大阪大 205 千葉大 167
8 東北大 86 島根大 92 信州大 181 徳島大 140
9 京都大 82 東北大 79 大分大 175 高知大 134
10 和歌山県立医科大 69 埼玉県立大 75 九州大 146 埼玉県立大 122
全体 3,226 3,370 6,529 5,139

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