2008年度センター試験志願者数543,385人
志願者数減少に
2008年度の大学入試センター試験(以下、センター試験)の確定志願者数は543,385人で、前年度より9,967人(1.8%)減少した。受験人口は1992年度をピークに減少し続けていることは周知の通りだが、センター試験出願者数はそれにもかかわらず、2000年度から2003年度まで増加し続けた。2004年度からは減少に転じていたが、前年の2007年度はわずかながら増加した。今回2008年度は再び減少に転じたことになる。
なお、2008年度の大学・短大志願者数は駿台予備学校では73.2万人(前年度77.1万人)と推定している。つまり、2008年度は約3.9万人の減少と見ており、これは2007年度の減少幅約0.8万人よりも大きい。このように受験人口の減少率が前年よりも大きくなったにもかかわらず、センター試験の志願者が1万人弱の減少で収まった要因の一つとして、現役志願率のアップがあると思われる。
なお、2008年度の大学・短大志願者数は駿台予備学校では73.2万人(前年度77.1万人)と推定している。つまり、2008年度は約3.9万人の減少と見ており、これは2007年度の減少幅約0.8万人よりも大きい。このように受験人口の減少率が前年よりも大きくなったにもかかわらず、センター試験の志願者が1万人弱の減少で収まった要因の一つとして、現役志願率のアップがあると思われる。
現役生、既卒生ともに減少
現役・既卒別に志願状況を見てみよう。2年連続して増加した現役志願者数だが、今年度は6,303人(-1.5%)減少した。しかしながら、現役志願率は前年よりアップしている。現役志願率は、センター試験が始まった1990年度には15.0%だったが、その後は志願者数と同様に増加率は陰りを見せていた。しかしながら、ここ2年間は2007年度が1.5ポイント増加、2008年度が1.4ポイント増加と大きくアップした。
また、既卒生の志願者数も4,062人減少した(-3.6%)。全志願者に占める現役・既卒別の割合は現役生78.8%(前年度78.5%)、既卒生20.0%(同20.4%)となり、現役生の割合がさらに大きくなった。
女子志願者は、昨年に比べ3,450人減少したが、女子占有率は41.9%(同41.8%)と昨年よりもわずかながら上がった。2004年度から短大のセンター試験利用が可能となったことも影響して、2教科以下の志願者は増加傾向にあったものが、一昨年から減少に転じ、今年は967人の減少となった(-6.7%)。
また、既卒生の志願者数も4,062人減少した(-3.6%)。全志願者に占める現役・既卒別の割合は現役生78.8%(前年度78.5%)、既卒生20.0%(同20.4%)となり、現役生の割合がさらに大きくなった。
女子志願者は、昨年に比べ3,450人減少したが、女子占有率は41.9%(同41.8%)と昨年よりもわずかながら上がった。2004年度から短大のセンター試験利用が可能となったことも影響して、2教科以下の志願者は増加傾向にあったものが、一昨年から減少に転じ、今年は967人の減少となった(-6.7%)。

都道府県別志願状況
都道府県別の志願状況を見ると、今年増加したのは1都1道4県のみとなった。今年最も増加したのは東京で、昨年よりも196人の増加となった。次いで長野、秋田が増加しているが100人以下の増加にとどまっている。
一方、最も減少したのは神奈川で920人の減少となった。500人以上減少したのは静岡、愛知、千葉、大阪、埼玉、兵庫となっている。 また、減少率が大きいのは高知(-197人-6.4%)、静岡(-917人-5.4%)、富山(-299人-5.2%)などとなっている。
都道府県別の現役志願率を見ると、最も高いのは、2004年以来TOPの座を守ってきた富山(51.0%)で、次いで広島(48.7%)、愛知(48.5%)となっており、上位3県は昨年と同様となった。それに対し、現役志願率が最も低いのは沖縄(23.8%)で、福島(29.5%)、北海道(29.5%)がそれに続き、こちらもここ数年変わらない結果となった。
今年のセンター試験では受験人口が減少とともに志願者は減少したが、現役志願率・女子占有率は引続き上昇しており、センター試験は受験のための必須試験であるという認識が全国に浸透・定着している。今後は受験人口の減少とともに志願者数は減少していくものの受験生にとってその重要度は増していくだろう。
一方、最も減少したのは神奈川で920人の減少となった。500人以上減少したのは静岡、愛知、千葉、大阪、埼玉、兵庫となっている。 また、減少率が大きいのは高知(-197人-6.4%)、静岡(-917人-5.4%)、富山(-299人-5.2%)などとなっている。
都道府県別の現役志願率を見ると、最も高いのは、2004年以来TOPの座を守ってきた富山(51.0%)で、次いで広島(48.7%)、愛知(48.5%)となっており、上位3県は昨年と同様となった。それに対し、現役志願率が最も低いのは沖縄(23.8%)で、福島(29.5%)、北海道(29.5%)がそれに続き、こちらもここ数年変わらない結果となった。
今年のセンター試験では受験人口が減少とともに志願者は減少したが、現役志願率・女子占有率は引続き上昇しており、センター試験は受験のための必須試験であるという認識が全国に浸透・定着している。今後は受験人口の減少とともに志願者数は減少していくものの受験生にとってその重要度は増していくだろう。
表1)出願資格別志願状況
区分 |
志願者数 |
比率 |
増減 |
|||
2008年度 |
2007年度 |
2008年度 |
2007年度 |
人数 |
率 |
|
高校卒業見込者 |
428,013 |
434,316 |
78.8% |
78.5% |
-6,303 |
-1.5% |
高校卒業者 |
108,666 |
112,728 |
20.0% |
20.4% |
-4,062 |
-3.6% |
認定試験合格者等 |
6,002 |
5,571 |
1.1% |
1.0% |
+431 |
+7.7% |
その他 |
704 |
737 |
0.1% |
0.1% |
-33 |
-4.5% |
合計 |
543,385 |
553,352 |
100.0% |
100.0% |
-9,967 |
-1.8% |
表2)男女別志願状況
区分 | 志願者数 | 比率 | 増減 | ||||
2008年度 | 2007年度 | 2008年度 | 2007年度 | 人数 | 率 | ||
男 | 全体 | 315,649 | 322,166 | 58.1% | 58.2% | -6,517 | -2.0% |
2教科以下 | 4,312 | 4,800 | 31.9% | 33.1% | -488 | -10.2% | |
女 | 全体 | 227,736 | 231,186 | 41.9% | 41.8% | -3,450 | -1.5% |
2教科以下 | 9,222 | 9,701 | 68.1% | 66.9% | -479 | -4.9% | |
合計 | 全体 | 543,385 | 553,352 | 100.0% | 100.0% | -9,969 | -1.8% |
2教科以下 | 13,534 | 14,501 | 100.0% | 100.0% | -967 | -6.7% | |

