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現役東大生からのメッセージ 理系編
理学部 4年 (理科一類) 高橋 学さん(県立磐城高校出身)
●東京大学を目指した理由を教えてください。
有り体に言えば「自分との闘い」でした。高校3年生の当時、「国語は苦手だし、嫌いだから国語の筆記試験がない大学にしよう」と考えていました。高3の夏に参加した駿台の箱根セミナーで、とある先輩が「受験生の時、目の前にある壁から逃げないと決めた」と言っていて、この人カッコいいなーと思ってしまい、自分もそんな生き方がしたい、ここで国語の筆記試験から逃げてなるかと思い立って東大を受験することにしました。
●在籍する学部の特徴・カリキュラム・研究内容を教えてください。
理学部は基礎科学を研究する学部です。受験でもよく基礎と応用などと言いますが、理学部が基礎となる理論(土台)を作り、それを工学部や薬学部や医学部が応用して行くというのが大雑把な理系学部の構造です。かといって基礎科学は受験勉強を基礎のように応用より簡単だということは余りありません。基礎は非常に重要で難しくかつ広大です。学部4年間では基礎が学び切れないので、物理学科では卒業論文がない(書けない)ということになっています。
●合格に向けて学習のアドバイスをお願いします。
1つ前のテーマとあわせてですが、「基礎は非常に重要です」。基礎は正直つまらないと思う人は多いと思いますが、基礎のしっかりとした理解なくしては応用の理解はあり得ません。もう1つは、どの科目も万遍なく勉強することが重要です。苦手な科目や嫌いな科目を後回しにしていると、いつの間にか試験の1ヶ月前を切っていたりします。絶望です。逆に得意科目を放置するのもダメです。かける時間の差はあれども、嫌いな科目にも十分な時間を割いてください。
●受験生に激励のメッセージをお願いします。
「受験勉強が楽しかった!」と言っている人に未だに会ったことがないので、ほぼ共通の見解だと思いますが、受験勉強は楽しくありません。苦行です。ですが、嫌でもやらなければならいことは今後もまだまだ沢山あるはずで、受験勉強はそれに慣れる訓練の一環とも言えます。その分、合格した後は素敵なキャンパスライフが待っています。学問するもよし、バイトをするもよし、部活動に精を出すもよしです。苦行を乗り越え、ぜひ合格を勝ち取ってください。

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