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東大入試データ
前期志願者数は約1万人、後期は現行制度で初の増加
 《前期》
 志願者数は、212人(指数102)のわずかな増加で、9,991人となり、2008年度以来の1万人突破はなりませんでしたが、過去10年間では2番目に多くなりました。しかし、文理別に見ると、今年度入試で顕著に見られた「文低理高」の影響によって動向が分かれ、文科は120人(指数97)減少、理科は332人(指数106)増加と対照的な結果となりました。
 文科では、データネット(駿台予備学校/ベネッセコーポレーション主催のセンター試験自己採点集計)では、第1段階選抜通過ラインが文科一類695点、文科二類755点、文科三類750点と予想されたために、センター試験750点以下の層で文科二類、文科三類から文科一類への志望変更が起きました。その結果、文科一類は35人(指数102)増加で2年連続増加、文科二類は116人(指数90)減少で前年度増加から減少に転じ、文科三類は39人(指数97)減少で2年連続減少となりました。
 理科では、前年度107人減少した理科一類が、その反動もあって196人(指数107)増加しました。また、理科二類は前年度92人増加に引き続き、197人(指数110)増加しました。データネットでは、理科一類の第1段階選抜通過ラインは770点と予想されていましたが、理系への高い人気にも支えられて、高得点にもかかわらず志望変更は少なく強気な出願が行われました。理科三類は、前年度62人増加して、志願者数が565人と分離分割方式に移行した1990年度以降では最多となった反動から61人(指数89)の大幅減少となりました。
 《後期》
 後期の募集形態が大きく変更されて5年目となりますが、前年度まで3年連続で志願者数が減少して、3,000人を割り込むまでになっていました。今年度は、その反動や後期併願先の選択幅が一層狭くなり、行き場を無くした東京大前期志願者の積極的な学内併願の結果、257人(指数109)増加して、現行方式導入初年度の2008年度に次いで多い志願者数の3,224人となりました。なお後期では、東京大前期合格者を除いた志願者で第1段階選抜(予告倍率5倍)を実施し、512人が合格となりました。
2012年度入試結果
科類
日程
募集人員
志願者数
志願倍率
受験者数
合格者数
合格者科類別成績
配点
最高点
最低点
平均点
文科一類
401
(401)
1,592
(1,557)
3.97
(3.88)
1,218
(1,199)
401
(401)
550
(550)
499.4111
(453.0111)
371.7000
(353.4111)
401.1220
(377.7506)
文科二類
353
(353)
1,078
(1,194)
3.05
(3.38)
1,054 (1,064)
353
(353)
550
(550)
460.4111
(432.1111)
367.0667
(345.4333)
389.0983
(365.1526)
文科三類
469
(469)
1,439
(1,478)
3.07
(3.15)
1,407
(1,404)
479
(479)
550
(550)
454.7667
(425.4778)
352.9444
(346.9444)
374.1922
(365.8396)
理科一類
1,108
(1,108)
3,126
(2,930)
2.82
(2.64)
2,767
(2,766)
1,128
(1,128)
550
(550)
461.4778
(452.6778)
333.9111
(325.3000)
362.1464
(353.6993)
理科二類
532
(532)
2,252
(2,055)
4.23
(3.86)
1,863
(1,854)
547
(548)
550
(550)
468.6778
(454.0667)
317.5111
(326.3889)
343.6309
(352.6262)
理科三類
100
(100)
504
(565)
5.04
(5.65)
393
(392)
100
(100)
550
(550)
492.6556
(496.9444)
382.5000
(392.8333)
411.0773
(417.3052)
全科類
(理三除く)
100
(100)
3,224
(2,967)
32.2
(29.7)
448
(437)
100
(100)
300
(300)
188
(208)
134
(154)
147.05
(168.14)
  ※ (     )内は、2011年度を示す。
  ※ 外国学校卒業学生特別選考(2種)は含まない。
2段階選抜実施状況【前期】
科類
2012年度
2011年度
志願者数
第一段階
通過率
第一段階合格最低点
(得点率)
志願者数
第一段階
通過率
第一段階合格最低点
(得点率)
合格者数
不合格者数
合格者数
不合格者数
文科一類
1,592
1,220
372
76.6%
721 (80.1%)
1,557
1,206
351
77.5%
705 (78.3%)
文科二類
1,078
1,059
19
98.2%
670 (74.4%)
1,194
1,066
128
89.3%
738 (82.0%)
文科三類
1,439
1,407
32
97.8%
632 (70.2%)
1,478
1,407
71
95.2%
742 (82.4%)
理科一類
3,126
2,770
356
88.6%
770 (85.6%)
2,930
2,772
158
94.6%
729 (81.0%)
理科二類
2,252
1,871
381
83.1%
743 (82.6%)
2,055
1,865
190
90.8%
708 (78.7%)
理科三類
504
400
104
79.4%
706 (78.4%)
565
401
164
71.0%
727 (80.8%)
合計
9,991
8,727
1,264
87.3%
9,779
8,717
1,062
89.1%
※一次通過最低点は、センター試験900点満点で表記。
※二段階選抜不合格者数は失格者を含む。
2段階選抜実施状況【後期】
科類
2012年度
2011年度
志願者数
合格者数
第一段階不合格者数
第一段階合格最低点
(得点率)
志願者数
合格者数
第一段階不合格者数
第一段階合格最低点
(得点率)
前期合格
左記以外
前期合格
左記以外
全科類
3,224
512
1,645
1,067
722 (90.3%)
2,967
510
1,544
913
716 (89.5%)
※第一段階合格最低点は、センター試験800点満点で表記。
※不合格者数欄の「左記以外」の数字には、無資格者を含む。
より詳しい情報はI-SUM Club内の東大倶楽部で提供しております。
2012年度入試科目
●前期日程
科類
募集人員
入試教科
配点
二段階選抜
予告倍率
センター
個別
センター
個別
文科一類
401
外・数2・国・理・[歴2or(歴+公)]
外・数・国・歴2
110
440
約3.0倍
文科二類
353
約3.0倍
文科三類
469
約3.0倍
理科一類
1,108
外・数2・国・理2・(歴or公)
外・数・国・理2
110
440
約2.5倍
理科二類
532
約3.5倍
理科三類
100
約4.0倍
注)センター試験の英語のリスニングテストの成績については、利用しない。
●後期日程
科類
募集人員
入試教科
配点
二段階選抜
予告倍率
センター
個別
センター
個別
全科類
(理三を除く)
100
外・数2・国・理・(歴or公)
総合科目(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)
800
300
約5.0倍
注)センター試験の英語のリスニングテストの成績を含む。(筆記200点、リスニング50点の合計250点を200点満点に換算)
注)合格者の判定は、個別(第2次学力)試験の結果に基づいて行う。ただし、判定に必要な場合は、センター試験の成績や調査書を考慮することがある。
注)後期日程の2段階選抜の倍率は、前期日程合格者を除外した後の、出願者に対して実施する倍率。
後期日程について
○理科三類を除く全科類を一本化して募集する。なお、理科三類は前期日程のみで募集を行う。
○「入学手続」の際に希望科類を登録する。
○選抜方法は学力試験(センター試験5教科6科目及び個別(第2次学力)試験)及び調査書による。最終的な合否の判定は個別(第2次学力)試験結果に基づいて行う。個別(第2次学力)試験は、総合科目Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ(各120分、各100点、計300点)で、その内容は以下の通り。
★総合科目Ⅰ:英語読解・記述を通して、表現力、構成力などを審査する。
★総合科目Ⅱ:自然や社会のさまざまな事象を数学的に解析することを問う。 数学の範囲は、数Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列・ベクトル)・C(行列・曲線)。
★総合科目Ⅲ:文化、社会、科学等に関する問題について論述させ、理解力・思考力・表現力を見る。
○時間割は総合科目Ⅲ、Ⅱ、Ⅰの順で実施。

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